讃美歌

毎週日曜日午前10時30分からの礼拝の前に、10時15分から讃美歌練習を行います。
ぜひ、ご参加ください。

讃美歌とは
はじめはユダヤ教の慣習にならって、「旧約聖書」の「詩編」にふしをつけて歌っていたようです。歌う専門の人が先に歌い、それにこたえて歌うというような形式だったと考えられます。
やがて、6世紀に現われた教皇グレゴリウス1世がミサの中で歌われる聖歌に決定的な形式を与えます。それは、歌う訓練を受けた人たちが「聖歌隊」として聖歌を歌い、ミサ(礼拝)参加者は沈黙のうちに聖歌の讃美に心を合わせるという形式を確立したのです。これがいわゆる「グレゴリオ聖歌」と呼ばれているものです。
宗教改革以降、プロテスタント教会では、礼拝の中で讃美歌を歌うことが定着し、発展し
19世紀中ごろには数多くの讃美歌集が使われるようになりました。
(井上洋治著「キリスト教がよくわかる本」PHP研究所参照)

以下、Q&Aで、ご質問にご説明いたしましょう。

Q&A
Q:現在の讃美歌はどういう経緯で完成したのですか?
A:明治33年にプロテスタント各派共同の讃美歌を制定することが決めら、明治36年に「さんびか」が編集され、広く各派プロテスタント教会において使用されました。現在私たちが用いている讃美歌はこれをもとに1954年に大改訂をくわえられた「讃美歌」です。
さらに、日本人により作詞、作曲された讃美歌や諸外国で特にアメリカで讃美されたゴスペルソング、合唱曲などを集め、伝道集会や礼拝以外の諸集会に用いられる目的で1967年に完成したのが「讃美歌第2編」です。
私たちの教会では「讃美歌」と「讃美歌第2編」を用いています。

Q:讃美歌21とは ?
A:上記「讃美歌」と「讃美歌第2編」を含め、現代という変化する時代と状況の中で、新しい讃美歌をという動きから1997年「讃美歌21」が出版されました。私たちの教会ではまだ採用されていません。

Q:讃美歌は購入できますか?
A:大きな書店の宗教コーナーではいろいろな讃美歌、聖歌が購入できます。またCDなどの購入も可能です。