レント、イースター

<レント(受難節)>

レントはイースターの40日前(日曜日を除く)の水曜日(灰の水曜日)からイースターの前日(土曜日)までの期間のことをいいます。イエス・キリストのエルサレム入場の日からイースターの前日の土曜日までの一週間を受難週といいます。

1.聖書の根拠
しかし、神はすべての預言者の口を通して予告しておられたメシアの苦しみを、このようにして実現なさったのです。(使徒言行録3:18)

2.教会で行っていること
3日間祈祷会があります。

3.お誘いの言葉
レントは主イエス・キリストのお苦しみを覚えて、自らを振り返る時です。
主イエスの受難週の出来事がよくわかりますので、いらっしゃいませんか。

Q&A
Q:なぜ40日間なのですか。
A:40という数は聖書に何箇所も出てくる大切な数字です。主イエスは公生活を前に40日間荒野で過ごし、断食されました。レントの40日間はそのような伝統に倣い、キリスト教徒にとっては主イエスに倣うという意義のある準備期間となっています。

Q:洗足木曜日とは
A:イエス・キリストと弟子たちの最後の晩餐を記念する日であり、その席で主イエスが弟子たちの足を洗ったと聖書に記されている(ヨハネ13:5)ので洗足木曜日という呼称が生まれました。

<イ-スタ-(復活祭)>

イースター(復活祭)は救い主イエスキリストが十字架上で死んで、3日後によみがえられたことを記念する日です。

1.聖書の根拠
このときから、イエスは御自分が必ずエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから、多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっている、と弟子たちに打ち明け始められた。(マタイ16:21)
天使たちが「婦人よ、なぜ泣いているのか」と言うと、マリアは言った。「私の主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしには分かりません。」こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。(ヨハネ20:13)

2.教会で行っていること
2010.4.4(日)のイースターには子どもと大人が一緒に礼拝を捧げ、礼拝後教会学校の
子どもたちが礼拝に出席した方にイースターエッグを配りました。
愛餐会ではバイオリニストの武田朗秀さんが特別演奏をして下さり、喜びと感謝に満ちた会となりました。教会入り口の壁にはきれいな紙でくるんだタマゴの殻の飾り付けをしました。

3.お誘いの言葉
イースターは教会にとってクリスマスと同様に大きな行事です。
礼拝に出席してご一緒に主イエスの復活を喜び祝いませんか。

Q&A
Q:復活の日はどうしてわかるのですか
A:主イエスが十字架につけられたのは「過越しの祭」の前日でした。そしてその日から数えて三日目の朝、よみがえったと聖書は記しています。現在の暦で言えば春分の直後の満月の日が過越の祭りの日であり、このことからよみがえりの記念日は毎年「春分の後の満月の直後の日曜日」と定められました。